メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

黄金世代を追え

大横綱の孫、納谷は勝ち越し 来場所は自己最高位も

宝香鵬(手前)を破り、勝ち越しを決めた納谷=福岡市の福岡国際センターで2019年11月22日午後2時32分、村社拓信撮影

[PR]

 大相撲九州場所13日目の22日、幕下では元横綱・大鵬の孫で東7枚目の納谷(19)が西12枚目の宝香鵬(30)を寄り切り、勝ち越しを決めた。「変化がある人なので気をつけていた」と立ち合いを警戒しながらも、しっかり踏み込んで押し込むと、左からのおっつけも効果的で一気に勝負を決めた。

 今場所は大関・貴景勝(23)の付け人を務めている。大関からは「普通に突いていけばこの辺りじゃ負けない」とアドバイスを受けたという。

 昨年秋場所に幕下に上がり一度は三段目に落ちたが、今年初場所の西幕下60枚目から着実に番付を上げてきた。この1年を「いい相撲を取れているときは取れていた」と振り返る。来場所は自己最高位だった名古屋場所の西6枚目を超える可能性もある。「課題は立ち合いと土俵際。力をつけたい」と力を込めた。

 同学年で東4枚目の塚原(20)は東筆頭の美ノ海(26)に敗れ、負け越しが決まった。ともに勝ち越しを懸けた一番は、激しい押しの応酬に。我慢しきれずに引いたところを一気に押し出された。塚原は「気合が入っていたけど、引いてしまったのが自分の弱さ」と悔しがる。3連敗で今場所を終え「前半は調子が良かったが、後半に悪い相撲が出てしまった」と反省していた。

 十両では東13枚目・琴勝峰(20)が豊ノ島(36)を破り6連勝で9勝目を挙げた。関脇経験者を相手に勝利をつかみ「この地位でも通用するんだと思った」と自信を深める。立ち合いで右を差されたがすぐに小手に振って、相手の体勢を崩し押し出した。

 前日に勝ち越しを決めたことで「安心するところはあったが、気持ちを入れ直した」と語る。初めて15日間相撲を取ることになり、土俵下に入るまではリラックスすることを心掛け、一気に集中力を高めているという。2桁勝利に向けて「星勘定はしないで明日の1番を考えていきたい」と話した。

 元横綱・朝青龍のおいで西13枚目の豊昇龍(20)は幕内経験者の貴源治(22)に敗れ6勝7敗になった。

 右足を絡ませ内掛けを狙ったが、土俵際でふりほどかれ、うっちゃられた。物言いがついたが協議の結果は軍配通り、貴源治の勝利となった。支度部屋では口数も少なく、「相撲内容は良かったが」との問いに「うん」とうなずくことが精いっぱい。新十両での勝ち越しには2連勝が必須になった。【藤田健志】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「中村先生の命を守れなかった。ごめんなさい」 成田に在日アフガン人ら集まる

  2. 「悔しくて仕方ない」「一緒に仕事、人生の宝」中村哲さん銃撃死 今も慕う人びと

  3. 中村哲医師殺害 政府、襲撃情報を把握 中村医師も警戒 アフガン

  4. 「憲法9条なくては日本でない」 「豊かさの考え変えないと」 中村哲さんの言葉

  5. 40代半ば ソウル下宿日記 韓国人客の消えた対馬に釜山から行ってみた

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです