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森健の現代をみる

新型出生前診断 今回のゲスト 松永正訓さん

松永正訓さん(右)と森健さん=千葉市若葉区で6日

 妊婦の血液から母子のDNAを分析し、障がいの可能性を調べる新型出生前診断(NIPT)が広がっている。母体などへのリスクが少ないなどの利点があるが、障がいを理由とした中絶が増加するとの懸念もある。小児外科医でNIPTの問題に詳しい松永正訓さんと森健さんが問題点を話し合った。【構成・栗原俊雄、写真・根岸基弘】

 森 結婚と出産の高齢化が進む中で、2013年に始まったNIPTが注目されています。血液採取だけで胎児の染色体異常を相当高い確率で判別でき、また従来の羊水検査に比べてリスクも低い。どう評価されますか。

 松永 「妊婦の知る権利」と、単純なとらえ方をしてはいけないと思います。その権利は確かにあります。一方で異常が確定した妊婦さんの9割程度が人工妊娠中絶を選んでいる、という現実がある。また中絶される胎児にも人権があるという主張もあり、ぼくもそう思う。そうすると母親と胎児の権利がぶつかります。

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