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号外大飯原発の設置許可取り消し 原告側勝訴 大阪地裁判決
目をそらさないで

「ダブルケア、その時」編/3 行政盲点、把握が課題 担い手、支えなく

名古屋市熱田区は、ダブルケアの支援策を模索している。民間団体などが開いたシンポジウムには行政や社会福祉協議会職員も参加した=同区で、加藤沙波撮影

 「私が元気に見えるから、あまり切羽詰まった問題だと思われないのかな」。昨年11月、子育てと介護を同時に抱える「ダブルケア」の支援団体を設立した杉山仁美さん(38)は、よく口にした。約1年の取材の中で、自分の思いがなかなか周囲に伝わらないと、打ちのめされている姿を何度か目にした。

 昨年12月、支援活動への理解を求め、名古屋市の担当者と話し合いの場を持った時のことだ。市役所の一室で、子育て担当、介護担当の職員が杉山さんと向き合った。

 子育て世代は介護の話題に疎く、自身が介護保険制度を十分に理解できずに追い詰められた経験を話した杉山さん。「子育ての相談窓口に悩みを言えなかったの? そこからうまく介護サービスにつなげられた可能性もあるのでは」と職員が指摘すると、杉山さんは「ダブルケアをしながら窓口に行きづらいし、役所は気軽に悩みや愚痴を言える雰囲気ではない」と言う。「困りごとは言ってもらわないと、実態がつかみにくいんですよね」と…

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