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25年大阪万博へ日程“綱渡り” 会場の人工島の整備は間に合うのか

夢洲のIR予定地

 2025年大阪・関西万博の開催がパリで決まってから24日(日本時間)で1年を迎える。関西経済の発展につながるとの期待が高まる一方で、会場となる大阪湾岸の人工島・夢洲(ゆめしま)の整備が間に合うのか予断を許さず、相乗効果を狙ったカジノを含む統合型リゾート(IR)の同時開業も極めて困難な情勢だ。55年ぶり2度目となる大阪万博。綱渡りの日程の中で期待と不安が交錯している。

 「万博、IR、大阪都、三つそろって大丈夫なのか」「万博とIRの工事が輻輳(ふくそう)する。会場建設も人件費や資材の高騰がある」「台風や災害が生じたら、夢洲と湾岸を結ぶ橋は1本だけだ。もつのか」――。18日午後、自民党本部で開かれた党の「万博推進本部」会議では、地元選出の国会議員から、工事や災害対応を巡って懸念の声が相次いだ。

 そこには、大阪特有の事情がある。府市は万博との相乗効果を狙い、隣接地で24年度中のIR開業を目指す。松井一郎・大阪維新の会代表(大阪市長)の最重要政策「大阪都構想」の住民投票が来年秋にも確実視される中、賛成多数の場合、市の廃止、特別区への移行は25年1月と決まる。「万博を新しい自治体で迎えたい」と繰り返す松井氏。25年を目標にヒト・モノ・カネを大きく動かそうとしているが、万博前のIR全面開業は工…

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