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こちら仙台支局!

模擬裁判員裁判、参加してみた 判決の裏に多様な感情 /宮城

大きな机を囲み、裁判官と評議室で意見を交わす裁判員たち。一番奥の女性が藤田記者=仙台市青葉区の仙台地裁で

 裁判員制度施行から10年――。制度への理解を深めてもらおうと、仙台地裁がこのほど開催した模擬裁判員裁判に私も参加した。大学時代の専攻は言語学で、法律は専門外。「司法の知識の無い自分が本当に人を裁けるのだろうか」。不安な気持ちを抱えながら、仙台地裁へ足を運んだ。【藤田花】

 「意外と法廷って狭い」。裁判員として、法壇に立った瞬間の感想だった。普段の裁判取材で、傍聴席から見上げる時は法廷を広く感じていた。法壇から見る被告の顔にも「こんなに近いのか」と驚いた。視点が変わるだけで、見える景色が全く違う。

 扱う「事件」は、仙台市の書店でコミック1冊を万引きした男(23)が店主の男性(70)に自転車で体当たりして逃げ、腰に全治2カ月のけがをさせたとして、強盗致傷罪に問われているという設定だ。被告が万引きをし、自転車で店主にけがをさせたという事実については、検察側と弁護側で争いはない。犯行の危険性や悪質性、被告の情状などを精査し、量刑を決めることが今回の模擬裁判員裁判の目的だ。

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