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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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ローマ教皇、長崎の爆心地で演説「核兵器は私たちを守らない」

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核兵器に関するメッセージを発信するフランシスコ・ローマ教皇=長崎市の爆心地公園で2019年11月24日午前10時26分、金澤稔撮影
核兵器に関するメッセージを発信するフランシスコ・ローマ教皇=長崎市の爆心地公園で2019年11月24日午前10時26分、金澤稔撮影

 来日中のフランシスコ・ローマ教皇は24日午前、被爆地・長崎を訪れた。教皇は長崎市松山町の爆心地公園で原爆落下中心地碑の前に立ち、世界各国の指導者に向け「核兵器のない世界を実現することは可能であり必要不可欠なことだ」とメッセージを送り、兵器の製造や改良などの軍拡競争を「途方もないテロ行為だ」と厳しく指摘した。

 教皇はメッセージで、被爆地・長崎について「核兵器が人道的も環境にも悲劇的な結末をもたらすことの証人だ」と表現。「核兵器は国家の安全保障への脅威から私たちを守ってくれるものではない」と国際間にはびこる核抑止論も否定し、核兵器のない世界の実現に向け、個人や国際機関、核保有国などが一致団結するよう呼びかけた。

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【広島・長崎原爆】

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