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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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「核兵器禁止条約で迅速に行動を」日本や国際社会が聞くべき教皇の訴え

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「核兵器についてのメッセージ」を読み上げるフランシスコ・ローマ教皇(右)。左は「焼き場に立つ少年」の写真=長崎市の爆心地公園で2019年11月24日午前10時27分、津村豊和撮影
「核兵器についてのメッセージ」を読み上げるフランシスコ・ローマ教皇(右)。左は「焼き場に立つ少年」の写真=長崎市の爆心地公園で2019年11月24日午前10時27分、津村豊和撮影

 来日したフランシスコ・ローマ教皇は24日、「核なき世界」の実現に向け「相互不信の流れを壊さなくてはならない」と訴えた。教皇側には、前回は決裂に終わった核拡散防止条約(NPT)再検討会議の、来年の成功に弾みをつけたい狙いがある。長崎と広島への原爆投下から75年、NPT発効から50年の節目の年にもなる。だが、2017年に国連で採択された核兵器禁止条約はまだ発効に至らないなど、世界の核軍縮の機運は揺らいだままだ。

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