特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

「戦争のための原子力使用は犯罪」ローマ教皇が長崎・広島被爆地訪問

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 フランシスコ・ローマ教皇(82)は24日、被爆地の長崎、広島を相次いで訪れ、核兵器廃絶に向けたメッセージを世界に発信した。長崎市松山町の爆心地公園で演説した教皇は、兵器の製造や維持、改良などを進める軍拡競争を「途方もないテロ行為」と強い表現で指摘し、核兵器を含む大量破壊兵器の保有そのものを厳しく非難。「核兵器のない世界は可能で必要だ」と訴え、世界各国の指導者に核廃絶に取り組むよう促した。

 世界で13億人の信者を有するキリスト教カトリックのトップである教皇が来日するのは、1981年のヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶり2回目。

この記事は有料記事です。

残り1485文字(全文1750文字)

【広島・長崎原爆】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集