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波のまにまに

事なかれ主義が阻む情=戸田栄

 大阪の鉄道路線図を見ると、まだ乗ったことのない私鉄の支線がいくつかある。大阪で取材をして20年以上になるが、せいぜい動いたつもりが、その程度のものか。京阪交野線に初めて乗り、交野市へ向かった。そこに自宅がある、高知の高校時代の親友の伯母が行方不明と聞き、身近に起きた“事件”に驚きながらのことだった。

 彼の伯母は、5年以上前に認知症になった。夫は先に逝き、子どもはいないから1人暮らしに。その人からすると、親友は、夫同様に先立った妹の息子にあたる。彼は子ども代わりに愛されたので、3年ほど前まで、大学進学後の居住地である東京から年に何度かの電話連絡を欠かさなかった。ところが、父が倒れて高知へ居を戻し、2年ほど連絡を怠った。

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