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公文書を生かす

情報公開法成立20年/8 伊エルバ島 住民「代表」が守る町の記録

エルバ島の公文書館を訪ねた加藤准教授(左)=10月、加藤さん提供

 日本近現代史の研究者である加藤聖文(きよふみ)・国文学研究資料館准教授(52)は先月、イタリアの地方で公文書管理の現場を見てきた。市民生活の近くに公文書があり、旅を通して日本との違いを痛感したという。

 訪れたのはイタリア半島の西側に浮かぶエルバ島。沖縄県の石垣島とほぼ同じ大きさの約220平方キロで、ナポレオンが追放されたことで知られる。人口約3万人の島内にある七つの町を公文書取り扱いの専門家であるアーキビストの女性が1人で巡回している。

 各町の役場が作成すべき文書、残すべき文書、公文書館に移すべき文書について職員に対し助言・監督をする。アーキビストが行政に果たす役割は法的に明確になっており、日本で起きたような「都合が悪くなったら捨てる」行為を防いでいる。

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