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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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核廃絶へ、思いは一つ ローマ教皇来訪で被爆者「生きててよかった」 広島

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インターネットで中継されたフランシスコ・ローマ教皇の演説に耳を傾ける信徒ら=広島市中区の世界平和記念聖堂で2019年11月24日、李英浩撮影
インターネットで中継されたフランシスコ・ローマ教皇の演説に耳を傾ける信徒ら=広島市中区の世界平和記念聖堂で2019年11月24日、李英浩撮影

 「この場所のすべての犠牲者を記憶にとどめます。あの時を生き延びた方々を前に、その強さと誇りに深く敬意を表します」。広島を24日に初訪問し、被爆地から世界に、核兵器廃絶に向けたゆるぎなき信念を示したフランシスコ・ローマ教皇。13億人もの信者がいるカトリックの最高指導者のメッセージに、被爆者からは「思いが重なった」と感謝の言葉が相次いだ。【小山美砂、高橋昌紀、李英浩、池田一生】

 広島市中区の平和記念公園であった「平和のための集い」には被爆者や首長も参加。白い法衣をまとって姿を見せた教皇は、原爆慰霊碑に献花し、母語のスペイン語でメッセージを発信した。教皇をひと目見ようと公園の周辺道路も人であふれた。

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【広島・長崎原爆】

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