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「いのち中心」社会をいかに作り出すか ローマ教皇が突きつけた宿題  論説副委員長・福島良典

被爆者の森重昭さん(右)らと言葉を交わすフランシスコ・ローマ教皇=広島市中区で2019年11月24日午後6時54分、山田尚弘撮影

 フランシスコ・ローマ教皇が26日に訪日を終え、帰国の途につく。私たちに残したものは何か。人々の暮らしや国際関係、地球を破壊しかねない現代文明のリスクにどう向き合い、「いのち中心」の社会をいかに作り出すかという宿題だ。

 教皇は来日のテーマに「すべてのいのちを守るため」を掲げた。2015年に発表した地球環境保護の重要文書に盛り込まれた祈りの一節から引用した。訪日を貫いたキーワードは「いのち」であり「原子力」だ。

 長崎と広島から発信したメッセージで、核兵器の脅威から守るべき対象とされたのは人命だ。「核兵器の保有は倫理に反する」と保有国を非難し、「核なき世界」の実現に向けた人々の一致団結を呼びかけた。

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