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人気の「コツメカワウソ」国際取引原則禁止に 主要密輸先の日本、規制と監視を厳格化

女性客に背中をなでられ、鳴き声を上げる動物カフェのコツメカワウソ=東京都豊島区で2019年11月9日、五十嵐和大撮影

 東南アジアなどに生息し、愛らしい姿がペットとして人気を集める希少動物「コツメカワウソ」の国際取引が26日以降、ワシントン条約で原則禁止される。生息地の環境破壊や乱獲などで絶滅の危機にひんしているためで、国内の取引も、今後は合法的に入手したことが証明できる場合に限られる。カワウソブームに沸き主要密輸先になっている日本に対しては国際社会から厳しい目が注がれており、環境省は、業者などの立ち入り調査も辞さないなど、国内取引の規制と監視を厳格化する構えだ。【五十嵐和大】

 コツメカワウソは、生息するタイやインドネシアなどの水辺の環境悪化や、毛皮目的の乱獲に加え、ペットとして日本などへ輸出するための乱獲の影響で生息数が減少。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に分類されている。今年8月にスイスで開催されたワシントン条約締約国会議で、絶滅の恐れがあり国際取引を禁止する「付属書1」に追加された。

 条約による規制に合わせて、国内でも改正種の保存法施行令が26日に施行され、コツメカワウソに加え、爬虫(はちゅう)類愛好家に人気がある「インドホシガメ」など希少生物計16種の国内取引が新たに規制された。いずれも環境相に個体識別番号や入手経路を登録した場合に限り、売買や無償譲渡が認められる。

 コツメカワウソを登録申請する場合は、条約に基づく原産国の輸出許可証▽輸入時に税関へ提出した通関書類▽購入したペットショップの領収書――など、合法的に取引されてきたことを証明する書類が必要だ。国内繁殖した個体についても、親の合法性に加え、繁殖場所や日時の証明も求められる。登録する個体の体内には、識別番号を記録したマイクロチップを埋め込む。

 多くの規制をかけるのには理由がある。既に規制対象となっているオウムの一種「…

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