食は「人」を「良」くする さいたま市、シェフ給食10周年 動植物への感謝、子どもたちに説く /埼玉

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 小中学生の食育の一環でさいたま市が実施する「地元シェフによる学校給食」(シェフ給食)が今年で10周年を迎えた。「食という字は『人』の下に『良』。食べることは人を良くすること」。そんな持論を語り、食材となる動植物への感謝を子どもたちに説くシェフが作った給食の時間を訪ねた。【松下英志】

 18日に同市立大戸小(浅見正史校長)であったシェフ給食の日。約550食分の献立はチョウの形をしたパスタが入る「野菜たっぷりミネストローネ」と「さつまいものグラタン」「小松菜と赤パプリカのサラダ」。これにパンと牛乳が付く。

 担当した大山五夫シェフによると、ミネストローネはトマトにニンジン、キャベツ、タマネギ、ベーコンなど食材8種を使い、アルデンテ(歯ごたえ)を意識。「奥歯を育てるにも、かむことは大事」と大山さん。グラタンは近郊で取れる芋をふんだんに。サラダのドレッシングはバルサミコ酢にオリーブオイル、しょうゆと砂糖で酸味を和らげた。小松菜の緑と茎の白、赤いパプリカはイタリアの三色旗を彩ったという。

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