飛鳥時代最大の方墳と判明している明日香村の小山田古墳について、前園実知雄・奈良芸術短大教授(考古学)が、県立橿原考古学研究所など各機関の発掘調査成果を踏まえて分析し、墳丘基底部は1辺89メートルに及ぶ巨大なものだったとする論文を執筆した。古墳を巡っては、飛鳥時代の舒明天皇の初葬墓説や、蘇我蝦夷のために築造された説などがあり、議論に一石を投じた形だ。【藤原弘】
論文は先月刊行された白石太一郎・国立歴史民俗博物館名誉教授の傘寿を記念する論文集「古墳と国家形成期の諸問題」(山川出版社発行、税別1万6000円)に掲載された。
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