音楽を浴びてごらん 全盲のピアニスト・梯剛之さん、小松で演奏会 児童合唱の伴奏も /石川

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子どもたちの前で演奏する梯剛之さん(右)とヴォルフガング・ダヴィッドさん=小松市月津町で、日向梓撮影
子どもたちの前で演奏する梯剛之さん(右)とヴォルフガング・ダヴィッドさん=小松市月津町で、日向梓撮影

 全盲のピアニスト、梯(かけはし)剛之(たけし)さん(42)の演奏会が25日、小松市立月津小学校(同市月津町)であった。児童ら約200人はプロの演奏家による繊細で豊かな音色を楽しんだ。【日向梓】

 梯さんは小児がんによって生後1カ月で失明。音楽家の両親の影響で4歳からピアノを始め、21歳で若手音楽家の登竜門といわれるロン=ティボー国際コンクール(仏)で全盲のピアニストとして初めて入賞した。

 世界各地での演奏活動のかたわら、2005年にクラシック音楽の魅力を伝える活動を開始。全国の学校で演奏会を開き、小松市内の開催は今回で7回目。取材に答えた梯さんは人生でいやなことがあった時、音楽が「充電」になることを子どもたちに伝えたい、と話す。自身も行き詰まるとテレビ番組の音声や落語で気分転換するといい、「音楽って面白い。難しく考えず、ベッドに寝転んで音楽を浴びる楽しさを知ってほしい」と強調した…

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