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本はともだち

遊び心ある絵で子どもの夢広げる 和田誠さんをしのんで

落合恵子さん主宰の児童書専門店「クレヨンハウス」東京店には、和田誠さんの作品を集めた追悼コーナーが作られている=2019年11月20日、東京都港区のクレヨンハウス東京店で、大沢瑞季撮影

 10月7日に83歳で亡くなったイラストレーターの和田誠さんは、絵本作家としても多くの作品を手掛けた。シンプルだが遊び心のある絵と言葉の世界を、子どもたちに残した。

 和田さんは多摩美術大学を卒業後、広告会社のグラフィックデザイナーとして活躍した。フリーになり、挿絵や本の装丁、週刊文春の表紙などを担当。エッセイスト、映画監督の顔を持ち、作詞や作曲も手がけるなど、多彩な才能を発揮した。絵本は、自身の飼い猫の物語「ねこのシジミ」と、子どもの目線で障害の捉え方を描いた「どんなかんじかなあ」で日本絵本賞を受賞した。

 著書「定本 和田誠 時間旅行」によると、絵本製作は子どもの頃からの夢で、4歳の時にストーリーのある絵物語を書き始めたという。駆け出しのイラストレーターだった1960年代半ば、「待ってても出版社からお声は掛からない」と考え、SF作家の星新一さんや詩人の谷川俊太郎さんらに文を依頼し、7冊の絵本を自費出版した。以来、谷川さんとの共作は「あな」「いちねんせい」「これはのみのぴこ」など数多い。和田さんは「…

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