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ヒバクシャ

2019秋/1 「黒い雨」線引きやめよ 国に救済求め、法廷で闘う 高東征二さん(78)(その2止)

閉廷後の報告集会で、証人尋問の手応えを語る高東征二さん=広島市中区の広島弁護士会館で10月30日

 <命ある限り documentary report 251>

 

やっと仲間の土俵に 病得て「原告」改めて自覚

 「それ、内部被ばくしとるということですか」。原爆投下直後に降った「黒い雨」を巡る訴訟の原告で、広島市佐伯区の高東征二さん(78)は今年3月、市内の病院で思わず声を上げた。医師が告げた病名は、高血圧性心疾患。厚生労働省令で「放射線の影響を否定できない」とされる11障害の一つを伴う疾病だった。5月には11障害の病気である脳梗塞(こうそく)とも診断され、戸惑いが深まった。

 4歳だった1945年8月6日、爆心地の西約9キロにある広島県観音村(現佐伯区)の自宅で「ドーン」という大きな音を聞いた。ふすまや障子が倒れ、泣きながら縁側に出ると、洗濯物を干していた母親が「空を見てごらん」と東の上空を指さした。赤、黄、緑とイルミネーションのように色を変える光景が今もまぶたに焼き付いている。

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