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税調取材日記

薄い壁から漏れる大声 暗い廊下にひしめく官僚と聞き耳 減税要望殺到

 11月25日に開かれた、自民党税制調査会の部会ヒアリング。自民党内には、各省庁の縦割りに対応する総務や厚生労働などの「部会」があり、「族議員」が集まる。ヒアリングは部会の議員が業界や省庁の利害を訴え、税制改正のたたき台になるという。大綱のとりまとめまで2週間と少し。一からヒアリングして議論は十分なのだろうか。そんな疑問を抱きつつ、まずは部会がどんな要望をするか取材に向かった。

 「NISA(少額投資非課税制度)の期限延長を」「認可外保育施設の費用の一部を税額控除に」。東京・永田町の自民党本部9階の会議室の壁は薄い。21日の総会時はあった規制線がないのはなぜだろうか。マイク越しの大きな声が薄暗い廊下に響く。

 来年度の改正論議が本格化した自民税調…

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深津誠

2008年入社。大分支局、福島支局、社会部を経て、18年から経済部。銀行やフィンテック業界などを取材し、19年10月から財務省と内閣府を担当。0歳児の父親で、「保育園に落ちた」の当事者となり、税制や財政のあり方を身近に感じ始めた。

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