東欧チェコの首都プラハ市と北京市が台湾問題で対立し、姉妹都市関係を10月に解消した。チェコは中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」に積極的に参加しており、首都が中央政府の外交方針に反する行動を取るのは異例。相次いで中国に外交関係国を奪われていた台湾の蔡英文政権が、一矢を報いた形だ。
台湾メディアによると、プラハ市と台北市は姉妹都市協定の締結で大筋合意しており、双方の議会に諮られる。
プラハ市のフジブ市長は台湾で医学実習をした経験もある親台派。昨年11月の市長就任後、チベット亡命政府の旗を市役所に掲げたり、台湾当局者を国際会議に招待したりして、中国の反発を買ってきた。香港問題でも警察の対応を批判している。
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