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麺食い・列島味便り

ナポリタン 横浜市 日本生まれ、庶民の洋食

センターグリルのナポリタン。千切りキャベツとポテトサラダが添えられ、ボリューム満点=横浜市中区のセンターグリルで

 どこか郷愁の味がする。昭和の味といってもいいかもしれない。

 長い間、喫茶店や洋食店のパスタの定番だからだろうか。野菜やハムと炒めたスパゲティにトマトの甘酸っぱさが絡む。

 ナポリタンを愛する横浜市民を中心に結成された「日本ナポリタン学会」の田中健介会長が言う。「日本に洋食文化を伝えた重要人物に仏料理のシェフ、サリー・ワイル(1897~1976年)がいます」。彼の弟子たちが生み出した日本人好みの洋食の一つがナポリタンだという。

 ワイルはホテルニューグランド(横浜市中区)の初代総料理長を務めた。そのコーヒーハウス「ザ・カフェ」では当時のナポリタンが味わえる。バターの香り、ゆでてから1晩寝かせるもっちり食感の麺――。ソースはホテルメードのトマトペーストに生と水煮のトマトを加えて作り、仏料理が基になっているという。「スパゲチ ナポリテーイン」。同ホテルグループの1935年当時のメニューにそんな表記がある。

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