メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

文学に陰あり

太宰治「葉桜と魔笛」 浜田の姉妹と軍艦マーチ /島根

 文学に淫(いん)する人の多くにとってスターであろう太宰治(1909~48年)。劣等感と退廃、愛情飢餓と甘えといった「弱さ」を前面に出し、強烈な虚無を感じさせる自画像「人間失格」(48年)に至った。

 太宰を深く敬愛するお笑い芸人にして作家の又吉直樹さんは、太宰の小説は「普段感じていても言語化できないことを表現している」「隠しておかないといけない感覚を書いてしまう」という点で、お笑いコンビ「ダウンタウン」のコントに通じると本紙インタビューで語っている。

 捨て身の太宰文学にあって、可愛らしくて切ない、陽だまりのような短編が39年発表の「葉桜と魔笛」であ…

この記事は有料記事です。

残り988文字(全文1265文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 準強制わいせつ容疑 エヴァ制作「ガイナックス」社長を逮捕 警視庁

  2. 6歳女児に公園でわいせつ行為をしようとした疑い 45歳男逮捕 滋賀・草津

  3. 岐阜・中3転落死「主因は前日のいじめ」 トイレで便器に頭入れる姿勢とらせる 第三者委が認定

  4. 大阪・梅田の地下街に日本酒が出る蛇口、おちょこ1杯200円 新潟のアンテナショップ

  5. 神戸市立小教諭いじめ「連帯責任」 小中高校長ら320人ボーナス増額見送り

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです