メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

文学に陰あり

太宰治「葉桜と魔笛」 浜田の姉妹と軍艦マーチ /島根

 文学に淫(いん)する人の多くにとってスターであろう太宰治(1909~48年)。劣等感と退廃、愛情飢餓と甘えといった「弱さ」を前面に出し、強烈な虚無を感じさせる自画像「人間失格」(48年)に至った。

 太宰を深く敬愛するお笑い芸人にして作家の又吉直樹さんは、太宰の小説は「普段感じていても言語化できないことを表現している」「隠しておかないといけない感覚を書いてしまう」という点で、お笑いコンビ「ダウンタウン」のコントに通じると本紙インタビューで語っている。

 捨て身の太宰文学にあって、可愛らしくて切ない、陽だまりのような短編が39年発表の「葉桜と魔笛」である。

この記事は有料記事です。

残り986文字(全文1265文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 囲碁は「国技」、日本棋院が定款変更 「伝統文化」内外に発信狙う

  2. 「口先だけの謝罪」足立区議へ残る批判 自民は幕引き図る LGBT差別的発言

  3. ORICON NEWS 『きかんしゃトーマス』日本から来た新キャラ“ケンジ”登場 劇場版新作、21年春公開

  4. 米司法省、グーグルを独禁法違反で提訴 米メディア報道 MS以来20年ぶり大型訴訟

  5. ORICON NEWS 『鬼滅の刃』もはや“日本経済の柱”と話題 映画は歴代1位発進、東宝株価が高値更新…企業コラボも恩恵続々

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです