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四国見聞録

阿波和紙伝統産業会館 徳島県吉野川市 歴史1300年の和紙作り 良質の水が支えた技を体験 /四国

阿波和紙作りに挑む記者=徳島県吉野川市山川町の阿波和紙伝統産業会館で

紙すき、色づけ、乾燥まで

 約1300年の歴史を持つと言われる徳島の伝統工芸品「阿波和紙」。歴史と文化を継承するため、1989年開館から30年を迎えた「阿波和紙伝統産業会館」(吉野川市山川町)で阿波和紙作りを体験できると聞き、訪れた。【岩本桜】

 徳島市から車で約1時間。吉野川支流から良質な水が流れることから、かつて和紙作りが盛んだった地区の一角に会館はある。館内に入ると、和紙作りに取り組む伝統工芸士の作業場を一望できる。阿波和紙は明治・大正期に最盛期を迎えたが、洋紙に押されて衰退した。

 スタッフの野々村彩子さん(36)によると、薄く両手に収まる和紙が一般的だが、阿波和紙は厚く大型の紙もある。他の産地と差別化を図るため、約30年前には「普通の和紙とは真逆のものを」と、大型紙作りを始めた。大きいもので長さ5・1メートル、幅2・4メートルもあり、海外アーティストが画材に使用するなど注目を集めている。他にも、写真も印刷できるインクジェットプリント対応和紙やインテリア雑貨に名刺など、現在…

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