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依存症、「課金」で借金80万円 ゲームに生活奪われ

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オンラインゲームに没頭した男性。昼夜逆転生活で不眠になり、大学も中退した=奈良県大和高田市で2019年11月14日午前10時50分、梅田啓祐撮影
オンラインゲームに没頭した男性。昼夜逆転生活で不眠になり、大学も中退した=奈良県大和高田市で2019年11月14日午前10時50分、梅田啓祐撮影

 世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を依存症の一つと認定してから半年余。国の初めての大規模調査で、若者のゲーム利用の実態や、長時間のプレーがもたらす影響の一端が浮かんだ。治療法もまだ確立されていない新たな疾患と、どう向き合えばいいのか。【梅田啓祐、上東麻子】

 奈良県大和高田市にある民間の依存症回復支援施設「セレニティパークジャパン」で暮らす兵庫県出身の男性(27)は「自分が依存症なんて思いもしなかった」と振り返る。約半年前に入所し、ギャンブルやインターネットなどに依存していた仲間と共同生活をしながら回復プログラムを学ぶ。

 大学1年の後半、家庭用ゲーム機のオンラインゲームにはまった。次第に寝る時間が夜から朝に変わり「ゲームが生活のメイン」に。大学は2年で中退した。

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