<遊戯三昧(ゆげざんまい)>
東京五輪まで1年を切り、マラソンと競歩の会場が暑さ対策のために札幌市に移されたが、国際オリンピック委員会(IOC)のやり方には強引さを感じた。この重大な変更について東京都が「寝耳に水」という話も聞こえてくるが、開催都市とIOCが同じ方向でいいものを作り合う体制でなければいけない。
五輪は商業化路線を走り、経営の柱となっているテレビ放映権料はなくてはならない状況で、テレビ側の意向は強く反映される。テニスでも似たようなことが言え、大会をスポンサーが支え、テレビ放送もつくことでツアーは充実する。大会の数も増えて高額な報酬も実現し、最高峰の4大大会は優勝賞金が3億~4億円にまで上る。プロフェッショナル競技だからこそ、選手の声が届きやすい環境も整備されている。
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