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安倍首相主催の「桜を見る会」に首相の後援会関係者が多数招待され、「公費の私物化」と批判されています。

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菅氏、桜を見る会の名簿データ「復元できず」 野党は疑問視

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記者会見で質問に答える菅義偉官房長官=首相官邸で2019年11月28日午前11時18分、川田雅浩撮影
記者会見で質問に答える菅義偉官房長官=首相官邸で2019年11月28日午前11時18分、川田雅浩撮影

 菅義偉官房長官は28日の記者会見で、今年4月の首相主催の「桜を見る会」に関し、5月に廃棄された招待者名簿の電子データについて「復元できないと(事務方から)聞いている」と説明した。ただし、実際に復元が不可能なのかはあいまいで、野党は政府側の主張を疑問視し復元を求めている。

 菅氏は28日午前の会見で復元できない理由について「技術的にそうなのか、ルール的にそうなのか承知していない」と発言。午後の会見で改めて記者団に問われたが、「技術的なことは承知していないが、事務方からできないと聞いている」と繰り返した。

 内閣府は、桜を見る会の約1カ月後の5月9日に紙の招待者名簿を大型シュレッダーで廃棄し、電子データもその前後に消去したと説明している。菅氏は「決められたルールと手続きに沿って対応している」と述べ、招待者名簿の保存期間が公文書管理法やガイドラインで「1年未満」とされていることに基づいた手続きだと強調した。

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