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国民民主党の玉木雄一郎代表が28日の衆院憲法審査会で、自民党が掲げる憲法9条への自衛隊明記など改憲4項目について、同党の石破茂元幹事長に「本当に現行案でいいのか。思うところは本当は違うんじゃないか」と水を向ける場面があった。
憲法9条に関する自民党の改憲イメージは1項、2項を維持したうえで「9条の2」を新設して自衛隊を明記するというもの。これに対し、石破氏は「戦力不保持」「交戦権の否認」を定めた2項の削除を求めている。
玉木氏は審査会で「国の最高法規に関する議論だから、それぞれの思いを自由に述べてもらっていいと思っている」と指摘。「2項を残したまま、本当に矛盾が解決できるのか」と石破氏に疑問を投げかけた。石破氏は発言を希望したが、佐藤勉審査会長(自民党)から指名されないまま審査会は終了。石破氏は机をたたいて不満をあらわにした。
石破氏は終了後、周辺に「全然当たらない。民主主義国家としてどうなのか」と漏らした。【東久保逸夫、立野将弘 】…
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