メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

サル由来Bウイルスに人間が感染 国内初、医薬品開発会社で

鹿児島市役所=菅野蘭撮影

[PR]

 鹿児島市と医薬品開発会社「新日本科学」(東京都)は28日、鹿児島市内の同社研究所でサルの動物実験をしていた技術員がサル由来の「Bウイルス」に感染し、治療を受けていると発表した。容体は明らかにしていない。感染例は海外でも50例ほどで国内で確認されたのは初めて。

 過去の感染例は動物実験施設などでサルと接触したケースが大半で、国立感染症研究所は「通常、ヒトからヒトにはうつらないので感染が広がる恐れはほぼない」としている。

 Bウイルスはヘルペスウイルスの一種で、アカゲザルやニホンザルなどマカク属サルの大半がウイルスを持っている。空気感染はしないが、ウイルスを持つサルにかまれたりして感染すると、発熱や接触部の感覚異常が起きる。重症化すると神経障害の後遺症が残ることもある。

 市などによると、技術員は医薬品の開発段階でサルを使って安全性を調べる「安全性研究所」で感染。今年2月に頭痛や発熱を訴えて受診し、今月に入って国立感染症研究所がBウイルスと断定した。技術員はかまれたり引っかかれたりしたことはなく、排せつ物や唾液に触れた可能性が高いという。【菅野蘭】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 羽生、プレゼントは「燃える悔しさ」 25歳誕生日、チェンと高次元の戦い

  2. 2位の羽生「めちゃ悔しい 今に見ておけ」 GPファイナル男子

  3. 相模原殺傷被告、障害者排斥の主張変えず 「死怖い」極刑は恐れ

  4. JAつくば市の子会社、ベトナム人実習生に上限超え労働 最長は月180.5時間

  5. 嵐のコンサート「開場前見たかった」ヤフオクドームに侵入容疑で男逮捕

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです