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「迷宮」渋谷駅、模型で再現 移り変わり感じて 東京・世田谷の博物館で展示

2020年時点の渋谷駅の模型。忠犬ハチ公像の位置を指さす昭和女子大の田村圭介准教授=東京都世田谷区で2019年11月6日、石田宗久撮影

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 その複雑な構造から「迷宮」とも呼ばれる東京・渋谷駅を模型で再現した展示会「羽化する渋谷」が、東京都世田谷区の昭和女子大光葉博物館で開かれている。駅とその周辺では「100年に1度」と呼ばれる大規模再開発が進行中で、展示を通じて渋谷の移り変わりを感じることができる。入場無料。12月14日まで。

 模型は木製で、昭和女子大の田村圭介准教授と学生が制作した。メインは2020年時点の駅構内を再現した100分の1スケールの模型で、何層にもホームやコンコースが交差する様子が分かる。

 渋谷駅は、1920年に現在のJR駅が開業。今は鉄道4社9路線が乗り入れ、1日に約330万人が乗り降りする巨大ターミナルとなっている。谷地の底に位置し、鉄道各社の改札やホームは地下5階から地上3階に及ぶ。各社がそれぞれに増改築やホーム移設を繰り返した結果「複雑怪奇な構造になった」と田村准教授。乗り継ぎのしにくさで有名だが「迷宮としての魅力を知ってほしい」と、各社の構内図などを基に模型化に取り組んできた。会場には他に2012年時点の駅など時代ごとに異なる駅の構造を再現した模型を展示している。

 渋谷駅では現在、東京メトロ銀座線やJR埼京線のホーム移設が進んでおり、来年春をめどに完成予定。一連の再開発では、エスカレーターやエレベーターを集約して垂直移動しやすい「アーバンコア」と呼ばれる空間の整備も進んでいる。【石田宗久】

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