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球界復帰? ワールド・トライアウト監督を務める清原和博氏の思いとは

「ワールド・トライアウト2019」の監督を務める清原和博氏。最近は薬物依存の恐ろしさを伝えるイベントにも参加した=東京都中央区で2019年3月6日午後7時6分、和田大典撮影

 野球ファンの誰もが驚いただろう。2016年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた元プロ野球選手、清原和博氏(52)の監督就任。その舞台となるのが神宮球場で30日に開かれる「ワールド・トライアウト2019」だ。多くの人が聞き慣れないのも当然。日本野球機構(NPB)が主催する戦力外選手を対象とした12球団トライアウトとは異なり、民間企業が初めて実施する。事件後初めて野球に関わる清原氏は、どんな思いで指揮を執るのだろうか。【村上正/統合デジタル取材センター】

 「本当に選手たちも必死にグラウンドに立つと思うんですけど、僕も(監督として)必死に立ちたいと思っています」

 黒のスーツに身を包んだ清原氏は先月30日、東京都内で開かれた記者会見で、ワールド・トライアウト監督就任への意気込みをそう語った。

 このイベントは、高校卒業以上、27歳以下の選手たちが試合形式で実力をアピールし、日米のプロ球団との契約を目指すというもの。日本のプロ球団で戦力外となった選手だけでなく、大学、社会人のアマチュア選手や、米マイナーリーグでプレーする外国人選手も対象としている。

 当日はプロのスカウトや海外移籍をサポートする代理人らを招くといい、プレーが目に留まれば、契約の道が開ける可能性がある。プロ野球の全12球団が自由契約選手を対象に毎年、合同で行っているトライアウトとはまったく別のイベントだ。

 運営するのは、スポーツ興行や映像配信などを手がける民間企業「ワールドトライアウト」(東京都)。同社の「挫折してもはい上がり、勇気を持って再チャレンジする」という理念と、再起を誓う清原氏の姿が重なり合うとして監督就任を打診した。

 その清原氏は「正直、驚きました。自分は執行猶予中の身ですし、このような大役を、そして野球に携わることができることを本当に感謝したい。神宮球場のグラウンドに入ることさえ許されないと思っていた」と喜びを口にした。

 さらに、逮捕された当時の心境も明かした。「野球をしたことさえも後悔しましたが、約3年半、治療を含めて生活をしてきて、やっぱり自分には野球しかないんだと再認識した」。再び自分のスイングを多くの野球少年に見ても…

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