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リモートワーク最前線

カフェ、図書館、献血ルーム、八ケ岳…リモートワークにおすすめの場所は? イベントリポート

参加者同士でリモートワークのおすすめの場所を話し合ったワークショップ「オフィスから離れて働く!リモートワーク最前線」=東京都千代田区の毎日新聞メディアカフェで2019年11月27日、今村茜撮影

 オフィスから離れて働く「リモートワーク」、実際に体験してみるとどういう気づきが得られるのだろうか。隣のあの人は、いつもどんな所でリモートワークをしているのか――。そうした疑問を専門家と話し合いながら解決し、お互いに交流するイベントが11月27日、毎日新聞メディアカフェで開かれた。記者(今村茜)が司会を務め、リモートワーク第一人者たちとディスカッションした内容を、お伝えする。【今村茜/統合デジタル取材センター、斗ヶ沢秀俊】

 自ら2人の娘をつれて北海道・知床や和歌山・白浜で子連れワーケーション(旅先で仕事をする、仕事と休暇をミックスした新しい働き方)を実践する記者。普段から取材先の近場のカフェなどでパソコンを開き原稿を書くなど、リモートワークで仕事をこなすことが多い。カフェで同様にパソコンを開いて仕事をしているふうの人をよく見かけるが、国内ではリモートワークを導入している企業は約2割(2018年通信利用動向調査)と低い。「みんなはどこで仕事をしているの」と疑問がわき、イベントを開くことにした。

 27日のイベントには、フリーランスのエンジニアから、自社でリモートワークを進める大企業の働き方改革担当、自治体職員など約30人が参加した。前半は、登壇者のプレゼンテーション。まずは、ワーケーションを和歌山県から全国に広めた、元和歌山県職員・天野宏さん(37)がワーケーションのメリットや取り組みを紹介した。

 「ワーケーションは、いつも通りの仕事をしながら、いつもと違う場所に滞在し、いつもと違う経験・体験をすることができるものです」。一般的なリモートワークは子育てや介護ができる体制の確保、交通渋滞緩和などの社会課題の解決策として活用されるが、「ワーケーションは価値創造ツールであり、テレワークと企業の社会的責任、ネットワーキングなどをかけあわせ、地域でイノベーションが生まれる機会を創出できると考えています」と説明した。「企業にとっては、社員の生産性やクオリティー・オブ・ライフの向上▽ネットワーキング▽地域でのビジネス創出▽普段と異なる議論の場。和歌山県や地域にとっては、関係人口の創出▽地域でのビジネス創出▽ICT(情報通信技術)人材の集積▽地域の魅力発信――の効果があります」

 次に、国内外で定額の住居サービス「HafH(ハフ)」を展開するKabuK Style(カブクスタイル)共同代表の大瀬良亮さん(36)が、旅をしながら働くライフスタイルを紹介。「夜に寝る場所、昼に働く場所があり、週末は旅に出たりする。それがテクノロジーの進歩により、家で働くテレワーク、旅をしながら働くワーケーション、暮らしながら旅をする『お試し移住』などができるようになりました。どこで暮らし、どこで働くかを個人で選ぶ時代が訪れます」

 「(宿泊する)都度お金を払うのではなく、住む場所、働く場所、旅する先、この三つがし放題になる『定額制住み放題』をつくると、自分で(住む場所などを)選びやすいプラットフォームになると考え、HafHを立ち上げました」と、自身のビジネスを紹介。宿泊拠点では、利用者同士の交流イベントを重視し、リピーターを増やすため利用頻度が高いほど宿泊する部屋のグレードが上がっていく仕組みなどを紹介した。

 後半は、参加者全員によるグループディスカッションだ。冒頭に、記者が事前に飲食店の運営企業に尋ねた「リモートワークについての企業方針」を発表した。今や多くのカフェなどに、電源コンセントやWi-Fiが整備されているが、ドトールコーヒーは「時代の変化やお客様ニーズの多様化に対応するため導入」…

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今村茜

1982年生まれ、鹿児島県出身。高校時代を米国で過ごし、2006年筑波大学卒業、毎日新聞社入社。福島支局や世論調査室を経て、17年から経済部でIT系や流通・商社などの民間企業を担当。19年5月から現職。主な関心はビジネス、働き方、テクノロジー&データ、子育て。2児の母です。日々テレワークのノマドワーカー。子連れワーケーション推進中。和菓子と着物好き。

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