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よぎさんの挑戦

番外編 被爆体験聞き「自分事に」 議員活動にも生かす

江戸川・原爆語り部カフェで74年前の広島での被爆体験を話す三宅信雄さん(中央)=東京都江戸川区で2019年10月19日、牧野宏美撮影

 インド出身初の議員として活躍する江戸川区議、よぎさん(42)。日本・インドの懸け橋となり、「多文化共生」の重要性を訴える一方で、日本で平和の大切さもかみしめる。きっかけとなったのは、地元で定期的に参加するある会合での出会いだ。

 10月下旬の昼下がり、東京都江戸川区の葛西駅近くにあるイタリア料理店。「男女の区別もつかないほどやけどした人たちがわめきながらのろのろと歩いていた。地獄に放り込まれたような気がしました」。ほの暗い照明の下、ほぼ満員の20人ほどがお茶を飲みながら高齢男性の話に聴き入っていた。被爆者から体験を聞いて交流する「江戸川・原爆語り部カフェ」だ。参加者の中に同区議のよぎさんの姿もあった。

 カフェは都内に住む週刊誌記者の村田くみさん(50)が昨年4月に始めた。きっかけは広島で取材したバーテンダー、冨恵(とみえ)洋次郎さんとの出会いだ。富恵さんは2006年から広島の繁華街のバーに被爆者を招いて証言の会を開いていた。原爆投下の8月6日にちなんで毎月6日に10年以上続けて評判となったが、活動をまとめた本の出版直前の17年7月に37歳の若さで肺がんで亡くなった。村田さんは「冨恵さんの遺志を…

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牧野宏美

2001年入社。広島支局、大阪社会部、東京社会部などを経て19年5月から統合デジタル取材センター。広島では平和報道、社会部では経済事件や裁判などを担当した。障害者や貧困の問題にも関心がある。温泉とミニシアター系の映画が好き。

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