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情熱大陸

パラ陸上競技選手/中西麻耶 パラ走り幅跳びの女王が世界の頂きへ 2020年東京で、4度目のパラリンピックを目指す

「情熱大陸」に登場する中西麻耶=MBS提供

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 努力や根性だけで、世界の頂点に立つことはできない。 

     そんな状況においても「誰が何と言おうと、やるか、やらないかを決めるのはワタシ」。そう言って、自分の信念を貫き続けるパラリンピック陸上競技選手・中西麻耶がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、12月1日午後11時~)に登場する。

     現在、彼女は日本パラリンピック走り幅跳びのトップランナーとして、その名をとどろかせている。挑戦しているのは、T64と呼ばれるクラス(障がいの分類)の走り幅跳び。このクラスで彼女はこれまで数々の記録を樹立してきた。だが、その道のりは決して平坦ではなかった。

     21歳の時、仕事中の事故で右足を失ってしまった。高校時代はソフトテニス部で、インターハイ、国体に出場するなど、その才能を遺憾なく発揮し、スポーツに明け暮れていた彼女にとって人生最大の挫折。それは想像を絶する苦難だった。

     しかし、そんな失意の中で中西は「義足」に出会う。この出会いが大きな希望をもたらし、彼女を走り幅跳びという新たな挑戦へと導いた。2016年には、31歳で自己ベスト更新の5メートル51センチの跳躍で日本新記録、アジア記録を打ち立てると、同年リオパラリンピックでは4位に。メダルまであと一歩と迫った。

     中西はこれまで北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続でパラリンピックに出場してきた。今回で4度目となる東京パラリンピックでは、前人未到の6メートルを飛ぶことを目標にしているという。

    「走り幅跳びは、タイミングや風によって20センチも30センチも変わる時があるので6メートルも跳べる可能性があると思っています!」と、その言葉に一切の迷いはない。

     番組では、2019年11月、パラ陸上のドバイ世界選手権大会が行われ、今シーズンのベスト記録で金メダルを獲得し、来年の東京パラリンピックの代表に内定するまでに密着。

     夢への切符を手に入れるまでの軌跡を追う。

    <プロフィル>中西麻耶(なかにし・まや) 1985年6月大阪生まれ。身長158センチ。高校生時代にソフトテニスで、インターハイ、国体出場。21歳の時に仕事中の事故で右脚下腿切断。約1年後の2007年に100メートル走、200メートル走で日本記録を樹立。2008年、北京パラリンピック100メートルで6位入賞、200メートルで4位入賞。2012年、ロンドンパラリンピック100メートル、200メートル、走り幅跳びで決勝進出。2016年、リオジャネイロパラリンピック走り幅跳び、4位入賞。日本記録・アジア記録保持者。

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