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週刊テレビ評

「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」 SNSで盛り上げる臨場感=田中里沙

 いかにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で話題になるか、が競われる時代。テレビドラマでも、視聴者と情報を共有しながら盛り上がるスタイルが模索される。ソーシャルメディア上の情報が一定量増えると、視聴率が高まる相関関係を示す調査結果もある。その鍵は、対象層の視聴者との接点づくりにある。

 日本テレビ系「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」(日曜午後10時半)は、警察組織が舞台のドラマ。衝撃的なシーンで始まった初回放送から謎は深まるばかりで、複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)される。主演の賀来賢人や広末涼子ら豪華な出演者の個性がぶつかり合う。暴力シーンや過激な描写が目立つが、笑いを誘うユーモアも入る。繊細な感覚と視聴者目線をベースにした緻密な計算から繰り出される上質なエンターテインメントだ。

 最大の特徴は、視聴者層に響く数々の仕掛けや伏線が張られていることだ。サザンオールスターズが歌う主題歌に乗せて映し出される毎回のエンディングでは、気になる登場人物が誰かと電話で話したり、何かを語ったりしている。が、その台詞(せりふ)は聞こえない。知りたい人は、ネットの動画配信サービス「日テレ無料!(TADA)」か「Hulu(フールー)」を見ればよい。

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