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日印が外務防衛閣僚協議 中国海洋進出念頭 自律重視のインドと温度差

インドと主な関係国との相関図

 インドの首都ニューデリーで30日にあった外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の初会合で、日印両政府は中国の海洋進出を念頭に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携強化を確認した。一方で、中国を過度に刺激しないようにする配慮もにじませた。日本は2プラス2を契機に関係をより緊密にしようとしているが、主要国との全方位外交を重視するインドとの間で温度差も見え隠れしている。

 「経済発展で存在感を増したインドが日本を安全保障のパートナーとして明確に位置づけた意味は大きい」。インドにとって日本は2プラス2の枠組みを設けた2カ国目となる。最初は米国で、昨年9月に初会合を開いている。伝統的に特定の国と同盟関係を結ばずに多極主義外交を展開するインドの「選択」を日本政府関係者はそう歓迎する。

 世界第2位を誇るインドの人口は、2030年までには14億5000万人に達し、中国を抜いて第1位になる見通しだ。14年のモディ政権成立以降、経済成長率も毎年度6~8%で推移。日本にとっては中東とアジアをつなぐシーレーン(海上交通路)のほぼ中央に位置することもあり、経済・安全保障両面のパートナーとして重視してきた。

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