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リニア静岡工区 年内着工厳しく 3者協議見通し立たず

川勝平太知事は3者協議の公開や環境省などの参加を求めている=県庁で2019年10月11日午後2時35分、山田英之撮影

 リニア中央新幹線静岡工区を巡る協議が停滞している。大井川の流量減少対策などで見解が相違する静岡県とJR東海に、国土交通省が「調整役」を買って出たが、足並みがそろわない状況が続く。JR東海は流域10市町に個別説明を打診したが、全市町に断られ、逆に市町の不信感が浮き彫りになった。JRは品川―名古屋間の2027年開業に向けて「工期に余裕はない」と繰り返すが、年内着工は厳しい情勢となっている。【山田英之】

 「国交省が一歩出る形で調整に入ったが、今後の進め方が見えにくくなっている」。金子慎・JR東海社長は20日の会見で正直な気持ちを語った。27年開業への影響については「元々厳しい目標ではあるが、それに向けて全力で取り組んでいるのが現状」と述べるにとどめた。

 県とJRは昨年11月に有識者を交えた協議を始めたが、今年8月になってJRが南アルプストンネルの工事で発生する湧き水が一定期間、県外に流出することを明らかにした。「湧き水の全量回復」を求める県にとっては容認できない事態で、10月に県とJRの協議が紛糾する一因になった。

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