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津波逃れた「美人杉」復興五輪のシンボルに 新国立競技場完成

引き渡しの日を迎えた国立競技場=2019年11月30日午前6時57分、本社ヘリから

 東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして30日に完成した新国立競技場。明治神宮外苑の緑に溶け込むようにデザインされた「杜(もり)のスタジアム」は、外周の軒庇(のきびさし)や屋根に47都道府県の木材を使い、その産地の方角に向かって配置した。ドーナツ形に国産木材で囲まれた競技場は、「全国の人々が心を一つに」の願いが込められた。

 東日本大震災で甚大な津波被害を受けた宮城県。50年以上育ってきたスギは山で津波被害を逃れ、競技場の木材の一部として送られた。薄いピンク色で強度があり、同じ太さのまますらっと伸びるため「美人杉」とも呼ばれる。設計した建築家の隈研吾さんも「緊張感のある木目で北のスギらしい」と質の高さに目をつけたという。生産者は「津波から残ったスギという資源の重要性に気づかされた。復興のシンボルになれば」と願う。

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