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市村正親 4年ぶり6度目の「スクルージ」主演に自信「私、ミュージカル失敗しないので!」(スポニチ)

旭日小綬章の受章が決まり、記者会見で笑顔を見せる俳優の市村正親さん=東京都目黒区で2019年5月17日、小川昌宏撮影

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 俳優市村正親(70)の代表作のひとつであるミュージカル「スクルージ〜クリスマス・キャロル」(スポーツニッポン新聞社主催)が、来月8日に東京・日比谷の日生劇場で開幕する。市村は現在、テレビ朝日の人気ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」に出演中。稽古と撮影で多忙な日々だが、主戦場の舞台で「失敗しない!」と自信を見せる。 

 「“私、ミュージカルでは失敗しないので!”ってね」。ドクターXの主人公のセリフを借りて意気込みを語ると「あっ、これ書かれるぞ」と笑う。表情は自信たっぷりだ。「セリフも歌も入ってるからね」。多忙だろうが百戦錬磨の舞台人には関係ない。

 スクルージは名作小説「クリスマス・キャロル」が原作。嫌われ者の守銭奴スクルージが、クリスマスイブの夜に3人の精霊に出会い、過去・現在・未来をめぐる旅を経て改心していく物語だ。1994年12月に市村の主演で日本初演。それから25年。4年ぶり6度目となる今回は「シリアスにやりたい」とテーマを明かした。「面白いおじいさんじゃなくて、あいつ本当に嫌だなっておじいさんが改心していく。そこを見せたい」と力を込めた。

 会場は市村のホームタウンとも言える日生劇場。同所での舞台出演は実に31本目だ。「日生の壁はずっと僕を見てきた」。劇団四季入団前の1972年、「雁の寺」に薬店の丁稚(でっち)役で初めて立った思い出の場所。裸も、女形も、踊り子も見ている。その場所でスクルージを初上演する。

 「いろんな僕を見てきた壁に、スクルージという素晴らしい作品をしっとりと見せてあげたい。“笑いは取らないでいいよ、無理に出さなくていいよ”っていう感じがする。だから、シリアスに攻めてみようと思う」

 今年1月に古希を迎えた。スクルージが70〜80歳の男と考えれば、ようやくその域に入ったにすぎない。「いつかノーメークでできるようになればいいね。そしたら5分前に劇場に入ればいいんだからね」。冗談交じりの話だが、素顔の上演も見てみたい。きっと“失敗しない”だろう。(スポニチ)

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