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時代の風

入試英語の公平性確保 問われる日本の「身の丈」=小倉和夫・青山学院大学特別招聘教授

=内藤絵美撮影

小倉和夫・青山学院大学特別招聘(しょうへい)教授

 新たに始まる大学入学共通テストへの民間の英語検定試験導入を巡って、所管閣僚が「身の丈に合った対応でよい」うんぬんという、いわゆる「身の丈発言」をして批判を浴びた。

 相当高額の民間試験の受験料を払えない人に不平等であるといった意見や、住む地域によって受験の便利さが著しく違う不公平があるといった指摘もあった。しかし、所得格差や地域格差といった不平等の問題は、英語試験に限らず、およそ現代の教育には常につきまとっている問題である。

 ここで言う「平等」は、もとより実質上の平等ではない。そもそも人間社会では、住む場所も体力も才能も個…

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