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世界の見方

ユンケル・前欧州委員長の功罪 ニコラ・バイゲルト シンクタンク「プロタゴラス」代表(ベルギー)

 欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長が退任した。バローゾ元委員長からユンケル体制への移行は一種のパラダイムシフトだった。ユンケル氏は就任直後から、欧州委員会をより政治的な存在にしたいと述べていた。前任のバローゾ氏は自身の指導力や委員会の権限よりも、加盟国の首脳の声を重んじる傾向があった。対照的にユンケル氏は「顔がない」とされてきた組織を一つにまとめる試みに成功した。

 「欧州の将来に関する白書」の発表(2017年)は、もう一つの象徴的なイニシアチブだと言える。英国の離脱決定などを受け、欧州の統合をどのように進めるか、EUの将来像について複数のシナリオを提示し、EUに協議と変化の余地があることを明確に示した。

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