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今週の本棚・本と人

『南方の志士と日本人』 著者・林英一

 ◆著者・林英一(はやし・えいいち)さん

 (筑摩選書・1650円)

「異文化交流の実験」を見直す

 副題は「インドネシア独立の夢と昭和のナショナリズム」。1933年、インドネシア人留学生として初めて日本に渡った2人の軌跡から、知られざる昭和史を照射した歴史ノンフィクションだ。

 主人公のガウスとウスマンはオランダによる植民地支配からの脱却を目ざし、日本に学ぶ。右翼の大物や陸軍諜報(ちょうほう)員との出会い、日本人女性との恋愛などを通じ、日本人や日本文化を深く理解してゆく。そして41年の開戦と日本軍によるインドネシア占領、軍政。独立を実現するため日本への協力も拒まなかった。終戦後はそれぞれ日本とシンガポールで独立戦争を支援した。

 2人の志士は、インドネシア史の中でさほど知られていないという。「インドネシアの独立は、青年たちがオ…

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