(第33節・30日)
<横浜マ4―1川崎>
切れ味鋭い横浜マのカウンター攻撃は、昨季まで2連覇の王者・川崎を一刀両断にした。
前半8分、少ない手数でボールをつなぎ、自陣左のティーラトンが縦に長いパスを送った。マテウスがタッチライン際で川崎の守田を振り切ってクロスを上げると、逆サイドで待っていた仲川が体ごと押し込んだ。「立ち上がりから高い強度でプレーして点を取り、良い試合運びができた」とマテウス。後半も開始早々、松原が攻め上がり、相手守備陣の間を通す正確なスルーパスでエリキの追加点を演出した。
同じ攻撃サッカーを掲げる川崎が相手でも、最終ラインを高く保って打ち合いを挑めるのは安定した守備があるからだ。畠中、チアゴマルチンスの両センターバックが川崎の小林、脇坂と競り合い、決定的な仕事をさせなかった。失点は大勢が決した終盤の1点のみ。前線から激しいプレスを受けてボールを失い、シュートチャンスにされた川崎の守備陣とは対照的だった。
この記事は有料記事です。
残り247文字(全文665文字)
毎時01分更新
日本と韓国は、葛藤を乗り越えられないまま、2021年の歩み…
新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の再発令を受け、…
終息が見えない新型コロナウイルスについて、菅義偉首相ら政府…