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福井県高浜町の野瀬豊町長(59)=3期目=が、町発注事業を多数受注する県内のコンサルタント企業から金融機関より有利な条件で1500万円を借り入れていたことが、野瀬氏への取材で判明した。野瀬氏はこの企業への便宜供与を全面否定する一方、資産公開条例に反して報告書に借金を記載していなかったと認めた。元助役による関西電力幹部への金品提供問題で揺れる同町で、新たに町トップと業者の不透明な関係が浮上した。
野瀬氏や当該企業によると、野瀬氏は町長就任3年後の2011年3月、「年利0・5%、返済期限は16年3月」などの条件で1500万円の借り入れ契約を結び、現金で受領した。地元銀行の不動産担保ローンの金利は年約3~9%で、比較すると大幅な低利と言える。
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