名匠マーティン・スコセッシ監督の新作「アイリッシュマン」が、全国の映画館で公開されている。配信大手ネットフリックス製作のこの作品、今年屈指の大作なのに事前の宣伝はほとんどなく、公開は一部シネコンやミニシアターで60館程度。ひっそり、というより、こっそりといった体だ。もったいない気もするこのチグハグさ、映画界と配信業者の微妙な関係の表れで、配信作品は映画かという昨今の映画界の大問題の象徴なのだ。
映画界の常識では、映画はまず映画館で公開し、一定期間後にDVD化やテレビ放送するもの。ところがネッ…
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