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映画のミカタ

配信と劇場公開 どちらが先か=勝田友巳

 名匠マーティン・スコセッシ監督の新作「アイリッシュマン」が、全国の映画館で公開されている。配信大手ネットフリックス製作のこの作品、今年屈指の大作なのに事前の宣伝はほとんどなく、公開は一部シネコンやミニシアターで60館程度。ひっそり、というより、こっそりといった体だ。もったいない気もするこのチグハグさ、映画界と配信業者の微妙な関係の表れで、配信作品は映画かという昨今の映画界の大問題の象徴なのだ。

 映画界の常識では、映画はまず映画館で公開し、一定期間後にDVD化やテレビ放送するもの。ところがネットフリックスは巨額の製作費を投入した作品を独占配信、映画館にかけるならその後で、という方式。「配信でしか見られない」を売りものに、契約者を獲得してきた。コペルニクス的転回に、配信作品に対する映画界の対応は分かれ、3大国際映画祭でも仏カンヌは排斥するが、伊ベネチアは積極的に受け入れ、2018年には「R…

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