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ひと@あいち

名古屋国税局主任鑑定官 飯島隆さん(42) /愛知

飯島隆さん

東海のお酒を世界へ

 「お酒に関して何でもやるのも国税庁です」。イメージしやすい税の世界とは少し違う、酒を担当する国税庁の総合職技術系職員。酒にかかる酒税は、アルコール度数や品目によって変わるという。それを分析するのが鑑定官の仕事。国税庁の全国12の地方機関に鑑定部署が設けられている。

 学生時代は酒造りに欠かせない酵母のバイオテクノロジーなどを研究。研究室の教授が国税庁職員が所属する醸造研究所(当時)出身だったこともあり、この世界に飛び込んだ。2002年に入庁し、「初めは利き酒をたたき込まれた」と振り返る。さまざまな香りのサンプルを用意して悪い臭いを覚えたり、甘い酒と辛い酒の違いがわかるような訓練をしたりしたという。

 印象に残っている仕事は、国税庁本庁で長く携わった関税交渉。「欧州連合(EU)やアメリカに対し、日本の優れたお酒を輸出しやすくするため、関税引き下げや日本ブランドを認めてもらえるような施策を考え、交渉に当たった」という。海外出張が多く、EU本部のあるベルギーや環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉でアメリカなどさまざまな国に出張した。外務省を筆頭に経済産業省、農林水産省などとタッグを組んで「オ…

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