メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

学校とわたし

特別編 今につながる好奇心=10日にノーベル化学賞を受賞・吉野彰さん

子どもの頃の思い出を語る吉野彰さん

 今回の「学校とわたし」は特別編です。今年のノーベル化学賞に決まった吉野彰さん(71)。携帯電話やパソコンなどで充電して繰り返し使えるリチウムイオン電池を開発したことが評価されました。10日にスウェーデンで授賞式に臨むのを前に、化学に目覚めた子ども時代のエピソードや若い世代へのメッセージを語ってもらいました。

 ごく普通の子どもでした。姉、兄、妹の4人きょうだい。生まれたのは大阪府吹田市です。当時はまだ竹やぶだらけの地域で、幼いころはカブトムシ捕りやトンボ釣りをして遊んでいました。

 化学に興味を持ったきっかけを与えてくださったのは、小学3年の時に新任で赴任された女性の先生です。2年間私のクラスの担任でした。化学を専攻していて「化学は面白いよ」「物が化けるから『化学』なんですよ」などと話されていたのを覚えています。4年生の時にファラデーの本「ロウソクの科学」を薦められ、夢中で何度も読みました。ロウソクはなぜ燃えるのか。芯はなぜあるのか。小学生にも何となくわかるようなことが書か…

この記事は有料記事です。

残り2244文字(全文2686文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ゴーン被告逃亡の手助けした米国人2人の身柄、日本に引き渡しへ 米当局と合意

  2. 大阪市4分割コスト試算「捏造」 市財政局 2日で一変、謝罪 市長面談後

  3. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

  4. 大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算

  5. 石破派、動揺続き「無政府状態」 会長辞任1週間 突然の例会中止 他派閥は引き抜き工作

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです