メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

タワマンを災害から守るには? 台風19号をきっかけに動き出した住民たち

マンション共用部分に養生テープを貼るなど、台風19号直前に行った対策について説明する副島規正理事長=東京都江東区東雲で2019年11月21日午後3時50分、吉田卓矢撮影

 10月に東日本を直撃した台風19号では、首都圏のタワーマンションも停電や断水に見舞われた。ほとんど被害のなかったタワマンでも、これをきっかけに防災体制を見直す動きが出ている。タワマンを守るために動き出したある管理組合を追った。【吉田卓矢/統合デジタル取材センター】

 東京メトロ有楽町線豊洲駅から南東へ徒歩10分ほどの場所にある東京都江東区東雲は、タワマンが林立しているエリアだ。その一つのプラウドタワー東雲キャナルコート(地上52階、地下2階建て)は、台風19号による目立った被害はなかったが、現在、防災体制の見直しを進めている。管理組合理事長の副島規正さん(55)は「いろいろとやるべきことが見えてきた」と明かす。

 キャナルコートは約600戸、約2000人が住んでいる。台風19号が来る少し前の10月1日に管理会社を変更したばかりだったこともあり、管理組合は管理会社と協力して、防潮板の設置や台風に備えた共用部のガラス窓の養生などをした。これまで管理会社が行っていた災害時の館内放送も副島さんが担当した。副島さんは「天気予報で19号は過去最大級だと言っていたので、自分も管理会社の担当者2人とマンション内の防災セン…

この記事は有料記事です。

残り3397文字(全文3906文字)

吉田卓矢

1976年生まれ、兵庫県明石市出身。2005年入社。奈良支局、高松支局、大阪科学環境部、福井支局次長、水戸支局を経て、2019年秋から統合デジタル取材センター。原発や震災・防災、科学・医療などを中心に取材してきた。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型コロナで雇い止め 地下鉄売店勤務の女性、ゼッケンで抗議と客への感謝

  2. 「自粛要請知らなかった」出歩く若者も 福岡・天神コア「すごい人で驚いた」人も

  3. 「俺コロナだよ」家電量販店で叫んだ男を威力業務妨害容疑で逮捕 名古屋

  4. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  5. 新型コロナで都市封鎖は実行されるのか 小池都知事「ロックダウン」警告の真意

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです