メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

月刊相撲

待ったなし 白鵬、後味悪い強さ=武藤久

武藤久 東京相撲記者倶楽部会友

 休場して体力を整え、出場すれば好成績というのが最近の白鵬のルーティンのようだ。今年3回目の休場明けの九州場所は大事な一番での鋭い立ち合いが目についた。成長著しい朝乃山戦は同じ右四つを期待したが、素早い立ち合いから右で張ってもろ差しからのすくい投げ。朝乃山にまわしにも触れさせなかった。

 優勝を決めた14日目の御嶽海戦も鋭く踏み込んで逆の左四つに組んでの外掛け。千秋楽では今場所一番の早い立ち合いから突き押し相撲の貴景勝を捕まえて右四つ。なかなか攻めず、十分の体勢を楽しむように寄り切った。

 彼我の力量差とともに思い起こされたのが、「若い時は馬力で相撲をとれ。年をとったら頭も使え」の先人たちの言葉。34歳、ベテランの味で休場明けでは5回目の優勝だった。3場所連続して金星を配給するなどかつての安定ぶりはないとはいえ、今年は皆勤3場所で全勝と14勝の優勝、まだまだ第一人者の座は揺るがない。

この記事は有料記事です。

残り635文字(全文1030文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 女湯侵入容疑で広島県職員を逮捕 化粧し女性用かつら着用

  2. 自民岸田氏「更なる経済対策が必要」 3次補正審議中、異例の言及

  3. 「地域から協力金集めて慰安旅行」 幽霊消防団員巡り告発続々 地域社会にあつれき

  4. 「重症者、死者がさらに増える」 研究者が警告する「危うい状況」と必要なリセット

  5. ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです