医療児ケア通学支援で「アイム・ファイン!」 大阪府教委がモデル事業
毎日新聞
2019/12/3 13:15(最終更新 12/3 14:46)
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大阪府教委は今年度から、胃ろうやたんの吸引など医療的ケアが必要な児童や生徒の通学を支援するため、看護師らが同乗する介護タクシーの費用を公費で負担するモデル事業を実施している。制度を利用して通学できるようになった府立岸和田支援学校中学部2年、植野翼さん(14)は「友達と学校で会えるようになってうれしい」と笑顔で勉強に励んでいる。
11月20日午前8時20分ごろ、同府泉佐野市の自宅玄関からバギー型の車椅子に乗った植野さんが姿を見せた。祖母のスミヨさん(76)や男性の介護福祉士の助けを借りてスロープ付きの介護タクシーに乗り込み、祖父の幸蔵さん(79)に手を振って出発。学校までの約20分間、車内では大好きな「ウルトラマン」や「仮面ライダー」のテーマソングを歌いながら過ごす。
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