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PISAが問うのは「行間を読む力」 AI時代こそ必要に

 日本の子どもたちの読解力がここ数年低下し続けている実態が経済協力開発機構(OECD)の2018年の国際学習到達度調査(PISA)で浮き彫りになった。PISAで問われている読解力とは何なのか。

 「誤解している教員が多い」と語るのは09年のPISAで読解力調査国内専門委員を務めた北川達夫・星槎大客員教授。11月下旬、首都圏で小中学校教員を対象に自治体が開いた研修会で「PISA型の読解力を伸ばす授業のイメージを聞かせてください」と教員らに尋ねると、返ってきたのは「意見を言わせる」「『あなたが物語の主人公だったらどのように考えるか』と問う」――など「誤解」した回答ばかりだった。

 北川教授によると、PISAの読解力では自分の意見を言うことは求められていないという。最も重視されるのは「推論」。ある事柄について書かれた複数の資料をみて、行間を読み取る力が評価される。だが、今の小中学校では課題文から正答となる単語や文章を抜き出すような試験や授業が散見される。「国語で言えば、課題文の中にない『行間を読む』ことができなければ国際化社会でコミュニケーションがうまくいかない。授業の方向…

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